Kotlin/NativeがiOSに対応したという話を聞いた後、時間のあるときにポチポチとドキュメントを読んでいたのですが、
コードオンリーのCocoaアプリがサンプルコードに含まれていることに気づきまして動かしました。
環境はCLionでやっています。
準備
- KotlinおよびKotlin/Nativeのプラグインを入れると、Kotlin/Native用のプロジェクトが作れるようになります。
- New Project -> Kotlin/Native -> HelloWorld を選択します。
- 初回時、Kotlin/Nativeのファイル一式がダウンロードされます。
(保存先: ~/.konan/) - ビルドが通ります。
今日の時点ではv0.5がリリースされていますが、固定のバージョンがダウンロードされるみたいです。
Cocoaアプリのコード
Kotlin/Native ファイル一式の Samples/objc
がそれです。
そのままではビルドが通らなかったけれど、エラー箇所修正したらウインドウが出た。
感想とか
期せずして触ってしまいましたが、ここまでくるとSwiftとほぼ変わらないなと思いつつ、
ちょくちょく触っていきますかね。
サンプルとかはGradleベースだけど、ネイティブなのでCLionのほうに密着していくのだろうか。
追記
2017-12-25
プラグインがバージョンアップしていた。
しかし、バージョンアップするとシンボルが見つからないとかいってビルドが通らなくなった。
コマンド(konanc)を直接呼び出すと正常にビルドできるので、CLion側(設定かプラグインか)の問題か。
printf()
(platform.posix.*)は使えたので、objc系だけっぽい。
プラットフォームライブラリは勝手にリンクすると思っていたけど違うのかな?